こんにちは。ヒバです。お久しぶりです。
私は、2ヶ月間の夏休みを利用して、ヨーロッパに10日間、一人旅に行ってきました。
その様子や皆さんが気になる点(コロナウイルスは大丈夫?費用はいくらかかった?何を持っていった?便利なサイトは?などなど)を、この一つの記事で全てまとめて紹介します!
濃密な内容になっているので、ぜひ最後までご覧ください。
※長編記事なので目次から気になるところに飛んでいただけたらと思います。
目次
ヨーロッパ旅行のきっかけ
フェルメールの作品が見たい!
今回、一人旅をしたい最大の目的が、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」と「デルフトの眺望」を見ることでした。
2018年、上野で開催されたフェルメール展に行ってから、フェルメールの虜になってしまいました。
このフェルメール展では上記の作品を見ることができなかったので、いつか生で見たいな、ずっと思っていました。
どうして一人旅なのか?
友達と一緒に行くと、ホテル代が安くなる、楽しみを共有できるなどのメリットがある一方で、自分が訪れたい場所に好きなだけ訪れることができないデメリットがあります。
今回、自分の中で「観光」よりも「旅」に重点を置いたので、自分勝手に旅ができる一人旅を選択しました。
期間と訪れた国
期間は、2022年9/6~9/16の、10日間です。
訪れた国は、ベルギー(半日)、オランダ(2日)、フランス(3日)、ドイツ(2日)、イタリア(3日)です。
かかった費用
合計金額の内訳
- 飛行機代 約10万円
- 宿代 約3万4千円
- 食費代 約3万9千円
- 移動費(メトロを含む) 約2万5千円
- お土産代 約6千円
- 下準備代 約1万5千円
合計21万9千円です。高い!!これでも節約したんですけどね。
円安の影響を受けたのが食費と宿代でした。円安がなければ、もっと安く抑えることができたと思います。
ちなみに費用のほとんどは、アルバイトで稼いだお金を少しずつ貯金したものです。(少しだけ親からお小遣いをもらいました。)
実際に行った節約術
飛行機代
3ヶ月前にスカイスキャナーで一番安くヨーロッパに行ける便を予約しました。
本当は初日からオランダに行きたかったのですが、一番安い便がベルギー行きしかなかったので、仕方なくベルギーに行くことになりました。
EU圏内に入ればFLIXBUSなどで安く、国を移動できるので、ヨーロッパ行きの航空券は国に拘らず、一番安い便を選ぶと節約になります。
宿代
Booking.comで評価がそれなりに良く、安いホステルを探しました。
節約をするなら、ドミトリーの部屋に泊まる以外の選択肢はありません。
ちなみに、今回の旅行で最も良かったホステルは、ミュンヘンのユーロユースホテル、フロントの人は愛想が良く、全体的に清潔感のあるホステルでした。
食費代
1つの国で外食するのは1回だけと決め、それ以外はスーパーで食材を買って調理したり、安いテイクアウトを買ってホステルで食べたりしました。
この国のこの料理は絶対に食べたい!というものをあらかじめ決めておいて、それ以外は安く済ませることが節約になります。
ちなみに、日本では高いピザですが、ヨーロッパでは3〜5ユーロほどでピザの1スライス(お腹いっぱいになる)をテイクアウトすることができます。私も何回かお世話になりました。
移動費
夜間にFLIXBUSに乗ることで、宿代を浮かします。私は、3回(オランダ-フランス、フランス-ドイツ、ドイツ-イタリア)FLIXBUSに乗って、宿代を浮かしました。
都市内はできるだけ歩いて移動することも節約につながります。
ヨーロッパの都市は歩くだけで楽しいので、数キロ先の目的地まで歩いてみると意外な発見や素晴らしい景色に出会えることが多かったです。
下準備代
この後、持ち物を紹介しますが、できるだけ家にあるものを持っていくことで節約につながります。
持ち物
バックパック
スーツケースは持っていかず、このバックパック(グレゴリー スケッチ22)に荷物を詰めていきました。
荷物は最小限にしたので、22L(タテ50cmxヨコ32cmxマチ19cm)に入れることができました。
バッグパックの中身
衣類
- Tシャツ 3枚(黒2、白1)
- 靴下 3足
- 下着 3枚
- パンツ 2枚
- マウンテンジャケット
- ダウンベスト(使うことはなかった。)
大体、3セットずつ持っていきました。当日、着た服を合わせると4セットになります。
10日間滞在したので、2回ほど洗濯・乾燥をしました。都市であってもコインランドリーは存在するので、ホステルに無くても心配することはないと思います。
お土産を入れるスペースを確保するため、Tシャツなどは現地で捨ててきてしまいました。
サンダル
セリアで100円のものを購入しました。ホステル内でサンダルが大活躍します。
こちらのサンダルも現地で捨ててきてしまいました。
洗剤・シャンプー類
ジップロックにまとめて、洗剤やシャンプーなどを持っていきました。
国際線の規定で、液体類は100ml以下のボトルに移し替え1l以下のジッパー付き袋に入れる必要があります。
規定にあったジップロックがこちらになります。
日記・地球の歩き方
普段全く日記を書かないが、数年後もしくはおっさんになった時に懐かしむことができたらいいな、と思い、旅行中は毎日欠かさず日記を書きました。
インターネットで確認したため、地球の歩き方はほとんど見なかった。大きめで分厚いので持っていかなくても良かったです。
雨具
折り畳み傘と衣類で紹介したマウンテンジャケットで雨の対策をしました。
幸いなことに、雨は1度しか降らなかったので折り畳み傘の出番はありませんでした。
便利な小物類
S字フックは、シャワーを浴びる時に自分の荷物をかけてるために使用しました。
ナンバーキーは、ホステルのロッカーには鍵がついていないことの方が多いので、自分で鍵を用意する必要があります。
変換プラグは、日本とコンセントの形が違うのでこれがないと充電することができません。
ナップザックは、スーパーで食品を買った後にエコバッグとして使用しました。
スイムタオルは、速乾性に優れているので、ホステルでタオルをもらえない時に便利です。
寝る前にベッドにかけておけば翌朝乾いて、畳めるようになります。
サブバッグ
無印良品のショルダーバッグをサブバッグとして持っていきました。
スマホや財布を入れたミニポケットを身体に接触するように持つことで、スリ対策をしました。
サブバッグの中身
財布
セリアで100円の財布とウォレットチェーンを購入しました。
肩掛け紐にカラビナを通すことで落下とスリの対策をしました。持つ時は、サブバッグの内側のポケットに入れ、身体に密着させていました。
スマートフォン
iPhone11 Proでカメラもナビも翻訳も全て完結させました。スマホがなかったら無事帰って来れなかったと言っても過言ではないくらい、必需品です。
100円ショップでストラップを購入し、落下防止をしました。
絶対に必要な小物類
意外と使うのがボールペンですね。ホステルで用紙を記入したり、飛行機内でアンケートを書いたり、何かと使う機会が多かったです。
ワイヤレスイヤホンは、好きな音楽を聴いてリフレッシュする以外にも、ノイズキャンセリング機能がホステルでうるさかった時に耳栓として使うことができます。
モバイルバッテリーは必需品です。スマホの充電が切れたら旅が詰みます。ホステルに泊まった時に絶対に充電満タンにしておきましょう。
パスポートケース
絶対的な身分証明書であるパスポート。無くすと厄介。
セリアで購入したパスポートケースを首から掛け、服の中に忍ばせていました。
シャワーの時以外はずっと首から掛けていましたね。
クレジットカード
海外旅行で絶対に必要なクレジットカード。支払いの8割はクレジットカードでした。
私は3枚のクレジットカードを分散して持っていきました。(バッグ、サブバッグ、パスポートケースに1枚ずつ。)
よく使った2枚を紹介しておきます。
EPOSカード
楽天カード
書類
- コロナウイルスのワクチン証明書
- 海外保険の写し
- 飛行機Eチケットの控え
ワクチン証明書は、帰国する際に提示を求められました。国指定のワクチンを3回打っていれば、pcr検査なしで日本に帰ってくることができます。
また、帰国の際はMySOSというスマホアプリを入れ、アプリにワクチン証明書を登録しておく必要があります。
詳しくはこちらをご覧ください。
お世話になったサイト・ブログ
ここでは、海外で非常にお世話になったサイトを列挙していきます。
くりたびさんのブログを見て、バックパッカーをする上で必要なこと・ものを知ることができました。
FRANCE BOXさんのブログを見れば、パリの全てがわかると言っても過言ではないくらいお世話になりました。
こちらのブログで、ミュンヘンからノイシュヴァンシュタイン城まで自力で行く方法を教えていただきました。
ヨーロッパに旅をして
ヨーロッパの都市に旅をして、日本は豊かすぎるということを感じた。
日本は、トイレが無料、水がタダで飲める、物価も安い(海外に比べれば)など、豊かな国だということを改めて認識することができ、普段の生活に感謝を持つようになった。
また、休日にのんびり過ごしたり、恋人や友達とテラスでコーヒーを飲んだりしているのを見て、ヨーロッパの人たちは、自分が幸せになる、答えもしくはヒントを持っているように感じた。
今回、10日間旅をして本当に良かったと思う。1人でプランを立て、事故なく実行するという重要な経験ができた。自分の中に、大きな変化は生まれなかったが、小さな変化はたくさん起こった。これは、後の人生に大きく影響を及ぼしてくれることを期待したい。
ぜひ時間がある大学生のうちに海外に行って、日本と違った雰囲気を味わってくることをお勧めしたい。
コロナウイルスについて
現在(9月20日)、身体に異常はなく普段の生活を送っています。
ヨーロッパの都市では、マスクを着用している人はほとんどいませんでした。ただ、ドイツとイタリアの交通機関ではマスクの着用が義務付けられていました。